2011,09,03
スタートしました!養生及び解体作業1
今回は、都内某所にある築11年SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)の1室のリノベーションを紹介させて頂きます。
案内人は、営業兼現場監督の新井が努めさせて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。
まずは、お礼を申し上げます。
本来の進捗ノート(この記事の事)は、オーナー様しか開けない設定になっていますが、
今回はオーナー根布谷様のご厚意により工事の進捗状況を一般に公開させて頂くことになりました。
根布谷様、本当にありがとうございます。
さて、それでは進めさせて頂きます。
今回の工事に際してのオーナー様からのご要望は、
1、間仕切りドア、窓枠、クロスなどをポップな色のものにしたい
2、開放感のあるキッチンにしたい
3、和室とリビングダイニングとの間仕切り建具を折れ戸のものにしたい
4、和室壁面にテレビを設置し、ゲーム機などを置ける棚を取り付けたい
◇これは根布谷様からいただいたイメージ図です。
非常に画期的なデザインで、ワクワクしますね!
これらのご要望を実現すべくお打ち合わせを重ね、工事着工日をむかえました。
これから随時、工事の進捗状況をご報告していきます。
まずは、工事初日の養生と解体工事です。
◇共用廊下のエレベーターと玄関を結ぶ導線に養生しました。
特に、解体後に出る廃棄物や、職人の靴裏に付いた汚れに備えた養生です。
◇室内養生はフローリング部分に施しました。
共用廊下の養生材(ブルーシート)と違い、ビニール養生です。
今回、既存フローリングを下地材と生かし、フローリングの上に更なる床材を直接張る為、
ほこりが入らない
よう極力擦り切れて破れない養生材を使用しています。
共用部養生、室内養生が終わると、いざ解体です。
◇解体前(ユニットバス)
1317サイズのユニットバスが入っていました。新しいお風呂も同じサイズのものが
入りますのでゆったり入浴できます。
◇解体作業
ユニットバスの解体です。解体前には水道を止めてから行います。途中で噴出したら
大変ですからね。そして解体が始まります。まずは天井から外しています。
◇解体後(ユニットバス)
奥に見えるのが建物の躯体面、右側に見えるのが洋室のクローゼット壁の背面です。
見えているのは、青い管(給水)・赤い管(給湯)でサヤ管工法(各器具に途中分岐させ
ることなくヘッダーからそれぞれの器具に配管する工法。配管には架橋ポリエチレン管
を用いる)になっています。
◇これがヘッダーです。
洗面台の床下にありました。ここから各機器類(浴室、キッチン、洗面台、トイレ、
給湯器)に入っています。
◇解体前(キッチン)
ワイド2000mmのキッチンがはいっていました。天板は黒い人工大理石で
収納扉はブルーで落ち着いた感じでした。このキッチンが・・・?!
◇解体後(キッチン) キッチンのみ解体したところです。キッチンはフラット対面タイプ
に変わりますので必要なくなります。右の壁面は後に解体していきます。
◇解体前(洗面化粧台)
W=900mmの洗面台で、天板はやはり黒の人工大理石でした。こちらは
今流行の引き出しタイプの洗面化粧台が入ります。
◇解体後(洗面化粧台)
鏡はミラーキャビネットの変わります。下に見えています開口部下にヘッダーがあります。
この上に洗面台を置きますので開口部は隠れてしまいます。
初日は水周り中心で解体しました。午後5時をまわりましたので本日の作業は終了です。
明日は壁、建具を解体していきます。